いじらぼ

PC, スマホなどのガジェットから様々なモノまで、幅広くいじって研究する「日々の生活がちょっと豊かになるかもしれない」そんな、IT系情報サイト。

【内蔵バッテリ搭載ThinkPadのハードウェアを触る前に】内蔵バッテリの無効化を行う方法

ThinkPadはハードウェアをいじりやすく、純正/互換品問わずパーツの流通も多いのがメリット。

そこで、より安全に作業を行うための内蔵バッテリの無効化方法について書いていきます。 f:id:ijilab:20200511201103p:plain

BIOSへ入る

BIOSへの入り方はこちらを参照してください。 support.lenovo.com

おすすめの方法

おすすめは、Windows 10起動後スタートメニューよりShiftキーを押したままシャットダウンを行います。その後、電源ボタンを押してすぐに F1キーを連打します。ビープ音が鳴ればBIOSへ入れるはずです。

BIOSの操作

ここでは、X390用のBIOS Simulatorを用いて説明します。
IntelAMDモデル共に内容はほとんど変わりません)

Configタブへ移動

キーボードの十字キーでConfigタブへ移動します。

f:id:ijilab:20200505213100p:plain
BIOS Main画面

Powerを選択

キーボードの十字キーでPowerを選択しEnterを押します。

f:id:ijilab:20200505213127p:plain
BIOS Config画面

Disable Built-in Batteryを選択

キーボードの十字キーでDisable Built-in Batteryを選択しEnterを押します。

f:id:ijilab:20200505213218p:plain
BIOS Config > Disable Built-in Battery画面

Yesを選択

キーボードの十字キーでYesを選択しEnterを押します。

f:id:ijilab:20200505213320p:plain
BIOS Config > Disable Built-in Battery > 確認画面

それではThinkPadのハードウェアいじりをお楽しみください

お疲れ様でした!

内蔵バッテリ無効化に関する注意点

一度、内蔵バッテリの無効化を行うと、次に電源へ接続するまで電源ボタンを押しても起動しません。
(内蔵バッテリの無効化を行っているので当たり前ですが)

ですので、起動するには電源に接続してください。

内蔵バッテリの無効化後、電源を接続するまでは起動しなくても故障ではありませんので安心してください。

あとがき

内蔵バッテリの無効化ですが、意外と知らない or 内蔵バッテリのケーブルを物理的に抜くという方が多いです。

内蔵バッテリのケーブルを物理的に抜いた場合、気づかずに裏蓋を閉めてしまって、もう一度開ける必要があったりケーブルを挟んで破損させる可能性があります。正規の方法が用意されていますので活用するようにしましょう。
(内蔵バッテリによる障害の場合はケーブルを抜く必要がありますが…)

それではまた次回(´・_・`)

いじらぼについて | プライバシーポリシー | お問い合わせ

© 2020- いじらぼ All rights reserved.