ThinkPad内蔵キーボードバックライトの状態を再起動時に維持するちょっと便利なソフトLBCService
あると便利なキーボードのバックライト。
ThinkPadでは、再起動やシャットダウン、スリープなどの電源操作を行うと、復帰させた時に必ずOFFになる仕様(Windowsで使用している場合)が地味に不便で、情報を探していたところ便利なソフトウェアを発見したので紹介。
そもそも、なぜ不便だと感じたのか
私は少し前まで初代ThinkPad X1 CarbonをZorin OSで利用していたのだが、電源操作をしてもキーボードバックライトの状態が維持されるのが当たり前でBIOS側に組み込まれているのだと思っていたのである。
改めてThinkPad X395をWindowsで利用しようとした時に「なぜ、キーボードバックライトの状態が維持されないのだ…」と、設定をいじくり倒しても改善せず、少しハマってしまったというわけ。
ダウンロードとインストール
LBCServiceのソースコードはGitHubで公開されている。気になる人はチェックしてみても面白いかもしれない。 github.com
ダウンロード
こちらのGitHubリポジトリのリリースページより、バイナリのダウンロードが可能です。
一番最新のAssetsをクリックするとアセット一覧が表示されるので「LBCServiceSetup.exe」をダウンロードしてください。
github.com
インストール
インストーラは英語表記ですが、他のソフトウェアと同様にインストール可能です。
インストール後、念のため再起動してください。
使い方
このソフトウェアはスタートメニューへの登録はされませんが、タスクバーの常駐アプリとして動作しています。
タスクバーにある を右クリックすると こんなメニューが出てくるので、「Show Settings」をクリックします。
これが、LBCServiceの設定画面です。 今回は、電源操作をしてもキーボードバックライトの状態が維持されるのが目的なので「Remember backlight state on wake(起動時のバックライト状態を記憶)」にチェック☑を入れ「Save Settings」を押すと設定完了です。
他の設定は好みなので、いじってみると良いかもしれません。
ちなみにKeyboard_Core.dllがない場合は、MicrosoftストアからLenovo Vantageアプリを入手すると自動的にインストールされるようです。
あとがき
正直、これがあるとないとではキーボードバックライトが好きな私にとっては雲泥の差です。
私自身、ちょっとしたツールを作ったりするのですが、このようなちょっとした不便を解決するツール(ソフトウェア)があることが幸せだなとつくづく思います。
このツールの開発者と開発にあたって解析などの作業を行ってくださった方に感謝して便利に利用させてもらえたらと思います、ありがとうございます!
それではまた次回(´・_・`)