【便利ソフト】UIがイケてる!画像を高画質のまま圧縮可能なフリーソフトVoralent Antelope
Webサイトにとって、表示速度に影響を与える要素の1つである画像データ。
圧縮して最適化するとWebサイト利用者の体感速度が向上し、さらにデータ転送量が少なくなるのでメリットが大きいです。
高画質のまま圧縮し、GPSタグも消してくれるいいことずくめなフリーソフト
今回、紹介するWindows向けソフトウェアは「Voralent Antelope」というもので、私は昔から利用しています。
ボタン1つで自動的に圧縮と最適化できるという手軽さと、ついでにExifデータもサクッと消してくれるのでGPSタグの消し忘れが起こらないのが推しポイント。
ダウンロードとインストール
ダウンロード
こちらのサイトより、ダウンロードが可能です。 boldright.co.jp
インストール
インストーラは英語表記ですが、ソフトウェア本体はきっちり日本語対応しているので安心してください。
こんな表示が出てきたら…?
こちらのサイトより、Microsoft .NET Framework 3.5のインストールを行った後に再度Antelopeをインストールしてみてください。 www.microsoft.com
ごく普通のインストーラですので、指示に従って進めれば完了します。
実はこのソフトウェア、2015年に開発が終了してしまっていますが、Windows 10 2004 May 2020 Update (20H1)(Insider Preview)環境にて動作を確認しています。
使い方
何かしらの方法で先ほどインストールしたソフトウェアを起動してください。
(スタートメニューへは「Antelope」という名称で登録されています。)
起動すると、イケてるUIが登場します。 使い方は簡単で、Antelopeのウィンドウ内に最適化したい画像をドラッグ&ドロップした後、左上にあるを押すだけです。
処理が完了するとこのような表示になります。
デスクトップに「Antelope」フォルダが作成され、その中に最適化された画像が入っています。
1.27%...そう少ない。今回使用した画像データも悪かった(既にある程度最適化されていた)のだが、デフォルトの設定では大幅な最適化ができないのです。
以下におすすめ設定(目で見て劣化がほぼ分からない設定)を公開するのでチェックしてみてほしい。
おすすめ設定(目で見て劣化がほぼ分からない設定)
設定は右上にあるから変更できます。 General オプションのみ解説を入れています。
JPEG オプション
☑️ プログレッシブ
☑️ Exif 及び XMP データを削除
☐ ICCカラープロファイルを削除
☑️ 非可逆圧縮モード
PNG オプション
☐ インターレース
☐ カラープロファイルを削除
☑️ 非可逆圧縮モード
GIF オプション
General オプション
最適化レベル: 5
☐ 画像ファイルを上書きする
// オリジナルの画像が上書きされます
☑️ デスクトップにAntelopeフォルダを作成
// デスクトップにAntelopeフォルダを作成され、その中に最適化した画像が入ります
☑️ Antelopeフォルダに上書きする
// Antelope、Antelope (1)…とフォルダが最適化毎に増えていかなくなります
☐ 透過効果を有効にする
// UIの背景が透過するだけなので好みです
☑️ リストにサムネイルを表示する
// オンだと、どの写真か分かりやすいですが好みです
ちなみにこの設定だと…
大幅に向上しています。
あとがき
おすすめ設定に挙げている、非可逆圧縮モードでもほとんど画質は悪くなりません。
用途に合わせて活用するのが良いと思います!
それではまた次回(´・_・`)